十五夜お月さん

今年(2024年)の9月17日(火)は

中秋の名月

今年はいつもと違って

中秋の名月 = 満月の日ではなく

18日(水)が満月 十五夜お月さんです

満月の「十五夜(じゅうごや)」以降

月の出るのは次第に遅くなります

「十六夜(いざよい)の月」は山の端(は)にいざよい

「十七夜」は立ち待つほどに出て(立待(たちまち)の月)

「十八夜」の「居待月(いまちづき)」は座し居て待ち

「十九夜」の「寝待月(ねまちづき)」は臥して待つ

そして「二十夜」の「更待月(ふけまちづき)」は

夜半近くと遅くなります

 立って待つ → 座って待つ → 寝て待つ

という風にだんだん遅くなるのです

お月見と言えば

 おだんご と ススキ

古来日本では

背の高い稲穂は神様が降り立つ「依り代(よりしろ)」だと

信じられてきました

そのため神様へのお供え物として米や稲穂をよく用いていましたが

中秋の名月の時期はまだ穂が実る前

それで

形が似ているススキを稲穂の代わりに供えたことが

風習の起源だといわれています

またススキには邪気を払う力があると考えられており

中秋の名月のススキには

災いなどから収穫物を守り

次の年の豊作を願うという意味も込められているのです

今年の十五夜には

ススキとおいしいお団子をお供えしてみては

いかがでしょう

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