月日は百代の過客にして・・・
松尾芭蕉の「奥の細道」の冒頭部分
「月日は百代の過客にして
行きかふ年もまた旅人なり」
月日は永遠にとどまることのない旅人であり
やってきては過ぎ去る年もまた旅人である
ついこの間年が明け
「明けましておめでとうございます」
といったような気がしますが
もう20日も過ぎてしまいましたね
あっという間に1月も後半です
このところ
東京は暖かく穏やかな日が続いています

スカイツリーと青い空
芭蕉は深川を出発し千住を経て
日光・那須・平泉・新潟・金沢
そしてぐるっと岐阜の大垣まで
徒歩(乗り物が馬か籠の時代だったので)での
旅の道中日記を書いたのです
千住からは今の時代ならスカイツリーが
いってらっしゃいをするのですが
その当時はまわりに何にもなく
墨田川や江戸川が見送ったのでしょう
さてさて
日本にはまだまだ古い街並みを
保存しているところがあり
福島県にある「大内宿(おおうちじゅく)」もそのひとつ

当時のままの街並み
ここでの名物は「ネギそば」
一本のネギをお箸代わりにして食べるのです
筆者もここで食べたことありますが
「つるんとすべって食べにくい・・・」
お蕎麦は美味しいのですが
今からの季節はもしかしたら
雪の大内宿
日本を訪ねるなら
古い街並みもいいですよ
夕暮れの富士山
でもやっぱり「富士山」が一番でしょうか?